撮影地 : 静岡県 木負
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#914 ひとつの軸
カメラを手に、いろいろなところに出かけると面白くて、
いままでに、あちらこちらと旅をしてきましたが、
「晴れ, ときどき更新」は、近所で写したものだけで構成をしていて、
それが軸となり、すべての写真が束ねられています。
ある特定の場所だけで撮り続けていると、被写体は限られますが、
その中から、微妙な変化を感じ取れるようになるとともに、
想像をしていたよりも、数多くの生物が棲息していることにも驚かされるのです。
我が家のまわりだけで、これほど季節の移り変わりを実感できるのは、
この撮影を始めたからこその、ちいさな愉しみです。
撮影地 : 東京都 練馬
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#915 光と被写体
いつもの散策路に、たくさんの石仏がおられます。
季節や時間帯により、光が異なるので、
その時ごとに、新しいお地蔵さまと目が合います。
いまの瞬間の景色は、二度とはありません。
同じ時刻に出直しても、上手く撮れないことが多いのは、
そこにある光が、微妙に違うからではないかと思います。
すべての写真の基本は、光と被写体であると、
この道を歩くたびに、感じさせてもらえます。
撮影地 : 東京都 練馬
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#916 Zの予約状況
ミラーレスカメラZの予約状況について、いろいろな憶測を呼んでいるようです。
ニコンのホームページには、お詫びが掲載されていて、
あまりに好評なために、発売日に渡せないかもしれないとありましたが、
予想をしていたほどではないのではないか、という見方も出ています。
発売される前からカメラ店で展示をしていますが、そのようなことは異例なので、
注文がいまひとつだからなのではと、勘繰る人がいるかもしれません。
購入を予定をしている人の多くは、すでにニコンユーザーだと思いますが、
価格は高いのに、デザインと操作性がミドルクラスの一眼レフと似ているのが、
二の足を踏むとすれば、要因になる気がするのです。
撮影地 : 東京都 表参道
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#917 間抜けも極まれり
ピーラーというものは、どのくらい鋭いのだろうかと、
試しに刃に触れてみたところ、指先が切れました。
これでも十分に、間抜け大賞にエントリーされてしまいそうですが、
バンドエイドで処置をして、手を洗いながら、
なんだか沁みるのでよく見ると、傷口が剥き出しです。
怪我をしていない指に、絆創膏を貼りつけていました。
ここまで駄目だと、我ながら驚くばかりですが、
人間として、なんとか56年も生きています。
撮影地 : 東京都 神宮前
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#918 嬉しいニュース
「なまらなんくるないさ」の写真の多くを、GRで写してきましたが、
#778で書いたように故障をしてしまい、最近は持ち歩いていません。
修理に出すのも買い直すのも、なんとなく気が進みません。
新たに購入をするのであれば、手ぶれ補正機能が追加されて、
できれば2400万画素にして欲しいと、淡い期待を抱いていたところ、
なんと希望通りのスペックの次機種が、リコーから発表になりました。
Z6を買うことにしたばかりですが、こちらも最初の入荷分は売り切れそうなので、
できるだけ早くに、予約をしないといけません。
刹那的だとしても、好きなカメラで撮るのが一番です。
撮影地 : 東京都 竹橋
*Thomas Ruff , portrait 1986 1988
「トーマス・ルフ展」, 東京国立近代美術館
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#919 愛着が持てるカメラ
GRの新製品は、最高に嬉しいニュースでした。
手ぶれ補正機能の追加と、画素数の増加のほかに、
ハイブリッド化したオートフォーカスは、速さと精度の向上が期待できます。
個人的には使わないフラッシュを廃して、小型化を進めたのも歓迎です。
自分が企画をしたような、まさに理想的なポケットカメラだと思います。
実売価格が12万円くらいはしても、仕方がないかもしれません。
次々と進化をするデジタルカメラでは、短期間で新しいものに買い替えるために、
ひとつの機種を、愛着を持ちながら使い続けることが難しいのですが、
このカメラであれば、半永久的に持ち歩けそうです。
撮影地 : 東京都 三軒茶屋
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#920 なんという光景
かなり大きな台風が、夜中に通り過ぎました。
騒がしい寝台車でも、平気で眠ることができますが、
家の窓がガタガタ揺れると、寝ていられません。
規則性がある列車の音とは違い、風は突然なので恐ろしいのです。
翌朝は晴れたので、近所を歩いてみました。
このあたりのアメダスによると、29.6メートルの最大瞬間風速が吹いたようで、
唖然とするほど見事に、太い幹が裂けています。
倒れた木には気づいていないかのように、園児たちが釣りに興じていましたが、
その光景は、なんとなくシュールに見えました。
撮影地 : 東京都 練馬
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