■■■ 2024.1.15■■■
#1851 灯台があると
灯台があると、ふらふらと近づいてしまいます。
蠅取り紙のハエ、なんとかホイホイのゴキブリみたいです。

誰もいないだろうと思いきや、先客がひとりいて、
夕日が沈む空に向けてカメラをセットして、準備は万端のようです。
自分は三脚が嫌いではなく、むしろあれば積極的に使いたいものの、
最近はフットワークを優先させて、すべてを手持ちで写しています。

この季節は日没が近づくと、空気がかなり冷たくなりますが、
いまのところ手袋が必要なほどではなくて、撮影がしやすいです。


 撮影地 : 神奈川県 片瀬江ノ島
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■■■ 2024.1.17■■■
#1852 ほんの数秒ですが
JRの湘南新宿ラインで、都心から横浜方面へと向かう時は、
進行方向の左側の席に座り、カメラの準備をします。
多摩川を渡るところで、一気に見通しがよくなる景色が好きで、
いつも逆光なのも、素敵に見える要因かもしれません。

最初の頃は慣れなくて、ケーブルや障害物が写り込んでいたものの、
乗車をするたびに、試行錯誤を重ねていくうちに、
シャッターのタイミングもわかり、そこそこ撮れるようになりました。
しかし、よい大人が窓際で嬉しそうに撮影をしている姿を想像すると、
ほんの数秒のことですが、気恥ずかしさも感じます。


 撮影地 : 東京都 武蔵小杉
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■■■ 2024.1.19■■■
#1853 隔世の感
お台場が開発され始めた頃、よく足を運んでいたことを思い出します。
フジテレビとテレコムセンターくらいしか、当時は目立つ建物がなくて、
かなりの部分が、まだ土が剥き出しの状態で、
荒涼とした風景の中を、最先端の新交通システムの車両が走る姿は、
なんとなく場違いに見えて、そのギャップに魅かれたものです。
いまは立派な街が形成されて、隔世の感は否めません。

ゆりかもめに最初に乗車をした時は、座席の狭さに驚いたものの、
いまでは、それほど気にならなくなりました。
この年齢になると、いろいろな場所でさまざまな時の流れを感じます。


 撮影地 : 東京都 芝浦ふ頭
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■■■ 2024.1.21■■■
#1854 他石の空似
世界各地で戦争が続き、年明け早々に能登半島の大地震、
羽田空港では航空機が衝突、政治とカネの問題は不治の病のようです。

放送時間が足りずに、テレビのニュースがたびたび延長されています。
コロナウイルスから、最近ようやく抜け出せたというのに、
いろいろな出来事が次々と起きて、頭の中で整理をするのが大変です。
長く生きていれば、このような時もあるのかもしれません。

散歩中に、永田町のとあるセンセイみたいな御尊顔に出会いました。
それほど似てはおらんぞと、お地蔵さまはお怒りかもしれません。


 撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2024.1.23■■■
#1855 アクセスができない時は
ウェブサイトの管理会社が、業務を縮小するのに伴い、
アドレスの引越しをしないといけなくなり、その手続きを進めています。
慣れていれば簡単でも、自分にはチョモランマに登るほどの難しさです。

大学を出た直後は、プログラマーの仕事をしていたものの、
当時の上司は人を見る目があり、わずか3年で自由契約になりました。
生まれついてのアナログ人間につき、コンピューターは不得手なのです。

これから来月にかけて、アクセスができない時があれば、
移管作業が難航をしているのだと、ご理解をいただければ幸いです。


 撮影地 : 神奈川県 江ノ島
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■■■ 2024.1.25■■■
#1856 川を飛び越える
由比ガ浜に注いでいる、ちろちろとした流れには、
稲瀬川という、立派な名前がついています。
あまりに細いのと、すぐ近くの長谷が源流という短さのためか、
行政上の扱いは、河川ではなくて水路です。

万葉集にも詠まれるほど、古くから知られた場所で、
源氏の時代には、ここから東を鎌倉としていたという説があります。
かつては水無瀬川と呼ばれていて、それが稲瀬に転化をしたようですが、
水無瀬というのは、伏流水や水量の少ない川のことなので、
その当時から、このくらいの幅なのかもしれません。



 撮影地 : 神奈川県 由比ヶ浜
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■■■ 2024.1.27■■■
#1857 熱海の桜
ぶらりと熱海に行くと、早くも桜が見頃を迎えていました。
カンヒザクラとヤマザクラの交配種とされる、アタミザクラです。
すべての蕾が同時には開かずに、前後半で分かれて咲くようで、
かなりの長い間、お花見を楽しめます。

この地が舞台の小説、金色夜叉のワンシーン、
ダイヤモンドに目が眩んだお宮を、主人公の貫一が蹴り倒すという、
いまの時代ならば問題になりそうな像が、海岸に置かれています。
少し離れた場所にあるものは、違うバージョンかと思いきや、
こちらはアットホームな雰囲気で、釜鳴屋平七夫妻という別人でした。


 撮影地 : 静岡県 熱海
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■■■ 2024.1.29■■■
#1858 そろそろ有楽町も
有楽町駅には、昭和の面影が残されています。
ボルトやリベットなどの突起が、ガードにボコボコと出ていて、
そこには、懐かしさとともに美しさがあり、
通りかかると、つい写してしまうのです。

渋谷や新宿などのターミナルが、再開発されているのに対して、
このあたりは、まだあまり手がついていない感じでしたが、
読売会館や交通会館など、複数のビルの建て替えが、
東京都や三菱地所を中心に、検討され始めているようです。
駅も同時に新しくなれば、景色も大きく変わります。



 撮影地 : 東京都 有楽町
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■■■ 2024.1.31■■■
#1859 真実の姿
黄色い薔薇が1輪、雨上がりに咲いていました。
美しい花の撮影をする時は、いつもいろいろと悩みます。

そのまま撮れば綺麗に写りそうですが、なかなか上手くはいきません。
人間の脳は醜い部分を排除するので、さらにより美しく感じて、
カメラはあるものすべてを平等に取り込み、清濁併呑の画像になるため、
ふたつの間で、乖離が生じるのだと思います。

真実の姿はどちらなのかといえば、自分の目で見たほうかもしれません。
そう考えながら生きていれば、たぶん幸せです。



 撮影地 : 東京都 日比谷
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■■■ 2024.2.2■■■
#1860 とりあえず復旧しました
ウェブサイトのアドレスの引越しは、先月に完了をして、
ひと息ついて、優雅にコーヒーなんぞを飲んでいたものの、
世の中はクリープほど甘くはなくて、急に閲覧ができなくなりました。

やはりこうなるのかと、プロバイダーさんに連絡をすると、
同じような事象が、ほかでも発生をしているようで、
来週の7日を目処に、不具合を解消するそうです。

それまで繋がらないのもなんなので、応急処置的に転送機能を使い、
とりあえず、以前と同じに見られるようにしています。



 撮影地 : 千葉県 上総亀山
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