なまらなんくるないさ



■■■ 2022.2.20 ■■■
#1521 たぶん行いがよいので

江の島の向こうに富士山がある光景を、いつか眺めてみたいと思うものの、
なかなか、その機会がありませんでした。
恥ずかしがり屋なのか、それともこちらが嫌われているのか、
どこかが雲で隠れて、なかなか全体を拝ませてはもらえないのです。

天気予報では、関東一円は夕方まで快晴と出ていたので、
チャンスとばかりに、逗子海岸を訪れてみると、
見事なまでに雲ひとつない、綺麗な夕焼け空です。
このところ日頃の行いがよいと、神様に認めていただけたのかもしれません。
真横から見る島は、鯨が浮いているようでした。


撮影地 : 神奈川県 逗子
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■■■ 2022.2.22 ■■■
#1522 春遠からじ

ついこの前までは、目が覚めてカーテンを開けても、
部屋の温度はそれほど上がりませんでしたが、いまはすぐに20℃を超えます。
最近は日射しが強くなり、春が近いのかもしれません。

近所の新しくできた道に、河津桜が植えられていて、
その蕾の一部が、ほころび始めました。
長く感じた今年の冬も、そろそろ出口が見えてきたようです。

コロナウイルスの感染者数は、想像をしていたよりも減りが遅いものの、
あとふた月くらいしたら、少し遠くへ出かけてみたいと思います。


撮影地 : 東京都 練馬
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■■■ 2022.2.24 ■■■
#1523 驚愕の渋谷

乗り換えのために渋谷駅を通りましたが、その変貌ぶりに驚愕です。
整形手術を受けた知り合いと会うみたいに、初めましてという感じで、
どこからどのように眺めても、かつての面影は微塵も感じられません。
通路が広くなり、エスカレーターが整備をされたことで、
慣れてしまえば、以前よりも移動はしやすい気がします。

ミニスカナマアシの若い女性がそこそこいて、これもまた驚きました。
ヒートテックで身を固めて、なんなら部分的に2枚重ねにしているような自分が、
もし短パンで歩いたら、30秒で風邪を引くに違いありません。
同じホモサピエンスとして、何か構造上の違いがあるのではないかと思います。


撮影地 : 東京都 渋谷
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■■■ 2022.2.25 ■■■
#1524 名も知らない鉄道橋で

電気機関車の桃太郎が、タンク車を牽引しています。
調べてみたところ、この世に1台しかないわけではなくて、
夢の国のねずみさんと同様に、かなりの数が活躍中でした。
最初に作られた車両が配属されたのが、岡山機関区ということで、
地元にちなんだ力持ちから名前をいただいて、愛称が決められたようです。

横浜駅へと向かう水上バスが、橋をくぐり抜けました。
山下公園の乗船場が改修のため、いまは途中の赤レンガとの間を往復しています。
色や形が微妙に違う複数の船が、同時に使用されていて、
このシーバス5は、就航から30年になるそうです。


撮影地 : 神奈川県 横浜
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■■■ 2022.2.28 ■■■
#1525 どうしようもない

学生の頃に勉強をした、日本史や世界史の教科書には、
なんとかの乱とか合戦とか戦いなどの記述が、覚えきれないほど掲載されていました。

過去のどの時代にも、力による解決を止めさせようとした人たちがいるはずなのに、
いまだに一向になくならず、相も変わらずに殺し合うのを見ると、
ヒトという生き物には、そのようなDNAが埋め込まれているように思えてしまうのです。

この世から戦争がなくなるのは、人類が滅んだ時かもしれません。
「猿の惑星」というSF映画がありましたが、あながちフィクションとは捉えられなくて、
現実に似たような結末になる可能性を、否定はできない気がします。


撮影地 : 東京都 有楽町
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■■■ 2022.3.2 ■■■
#1526 新しい眺め

ひさしぶりに、山下公園の元町寄りを歩いてみます。
期間限定で巨大なガンダムが置いてあるのは、以前から気がついていたものの、
そのまわりの埠頭の一角も、一般に開放されているではありませんか。
かつては立ち入りができない場所で、海の眺めは抜群です。
デートコースとしても、なかなかよろしい感じがするので、
自分も歩きたいところですが、まずは一緒に歩いてくれる相手を探さないといけません。
そうでないと、初老の男がただ徘徊しているだけになります。

水上バスの乗船場は先月から閉鎖中で、夏には運航が再開されるのかと思いましたが、
来年の3月までという、長丁場の改修になるようです。


撮影地 : 神奈川県 元町・中華街
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■■■ 2022.3.5 ■■■
#1527 愚かなる人類

ロシアがウクライナに攻め込んでから、1週間が過ぎました。
戦闘機や戦車だけではなく、経済や金融の締め付けやサイバー攻撃など、
武器となるものが多岐に渡るのが、80年前との大きな違いですが、
地球上の多くの国々が、この戦争に関与をしている状況は、
事実上、これはもう第3次世界大戦なのかもしれません。

宇宙を旅したり、難病の治療法を見つけるなど、
人類というものは、とてつもなく高度な知能を備えているはずなのに、
この惨状を目の当たりにすると、本当にそうなのだろうかと疑念を覚えてしまうのです。
いまの子供たちが成長をした時代も、哀れにも愚かなままのような気がします。


撮影地 : 茨城県 那珂湊
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■■■ 2022.3.6 ■■■
#1528 春一番

強い風に注意をするようにと、予報されていた通りに、
午前中はたいしたことはありませんでしたが、午後から急速に強まり、
平均風速が8メートルを超えて、春一番を記録しました。

このような日に鵠沼海岸に出かけたところ、当然のように砂まみれです。
目頭を拭くと、ちいさな粒がたくさん出てきます。

いつもならばサーファーで賑わうはずが、それほどでもありません。
海は荒れていますが、サーフィン向きではないのか、
遭難をしているのかと心配になるほど、ほとんどの人が波に揉まれていました。


撮影地 : 神奈川県 鵠沼海岸
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■■■ 2022.3.9 ■■■
#1529 街も変えるウイルス

通院のついでに、表参道から神宮前まで歩いてみたら、
感覚的には、半数くらいの店舗が消えてしまい、
空き物件も、さらに増えた感じです。

一方で、この機会に新規出店をするところもあるようで、
建て替えや改装が、あちらこちらで行われています。
内装業の方々は、大忙しかもしれません。

コロナウイルスにより、街も変化をさせられているようです。
見覚えのない景色が増えて、それはそれで新鮮な気がします。


撮影地 : 東京都 表参道
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■■■ 2022.3.12 ■■■
#1530 リマちゃんと野菜

臨港パークにある、モニュメントとアートです。
手前の石像は、日本人のペルー移住100周年を記念したリマちゃんで、
奥の作品は、横浜で開催された美術展のために作られました。

ふたつの間には、縁も所縁もなくて、
広い公園にもかかわらず、やたらと位置が近いのは、
コラボレーションではなくて、大人による諸般の事情かもしれません。

この場所に設置をされたのは、女の子が先です。
いきなり背後に巨大な野菜が現れて、たぶん驚いたことと思います。
 

撮影地 : 神奈川県 みなとみらい
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