豪華客船のそばに、屋形船が停泊をしていました。
あまりに大きさが違うので、なんだか微笑ましい感じがします。
まるで、シロナガスクジラとコバンザメみたいです。
お客さんを連れて、見学に来ているのかもしれません。
寄り過ぎると、巨大な壁にしか見えない気がしますが、
ここまで近づけるのは、小型の船ならではです。
白い船体が、柔らかな夕陽に照らされていました。
この時間帯の光が、一日のうちで一番好きかもしれません。
撮影地 : 神奈川県 日本大通り
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#1482 ヨコハマ ヨーヨー
みなとみらい駅から地上に出ると、雲ひとつない快晴でした。
お金でも落ちていやしないかと、いつもは地面を見ながら歩いているのですが、
気持ちのよい青空なので、この日ばかりは上を向くことにします。
ランドマークタワーが完成をした当初から、ステンレス製のモニュメントがありますが、
いままで作品名を知らずにいたので、調べてみたところ、
意外と軽いネーミングで、モクモク ワクワク ヨコハマ ヨーヨーというのだそうです。
カラスが1羽、輪の中をくぐり抜けたりしながら飛んでいました。
賢い鳥なので、遊んでいるのかもしれません。
撮影地 : 神奈川県 みなとみらい
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#1483 気持ちのよい砂浜
逗子の海岸を訪れるのは、これが2度目です。
前回は撮影の立ち会いでしたが、真夏に暑苦しく濃紺のスーツを着ていたために、
水着姿の人々で混み合う海水浴場で浮きまくり、環境省の水質検査員と間違われたりして、
そのような格好で来ないでくださいと、同行したスタッフにたしなめられました。
この日は波がなく静かで、シーズンオフということもあり、
散歩をする人が、ちらりほらりといるくらいです。
細かく割れた貝殻が敷き詰められた砂浜には、ゴミはほとんど見当たらず、
遙か遠くには、江の島が見えます。
穏やかな光が気持ちよくて、缶ビールを飲んでしまいました。
撮影地 : 神奈川県 逗子
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#1484 敷居が高過ぎて
銀座から有楽町にかけては、著名なファッションブランドが軒を連ねています。
京橋や日比谷あたりに出ていたところも、近年は中心部に移動をしてきているようで、
右を向いても左を見ても、四丁目の周辺は超一流のロゴだらけです。
集中をすることで競争に拍車がかかり、それぞれの店構えはさらにゴージャスになり、
出入口にはダンディな黒服のドアマンが立ち、ますます敷居が高く感じられるようになりました。
ブブカ選手くらいの跳躍力がないと、越えられそうにありません。
横文字よりも、伊東屋さんや木村屋さんなどの日本語の名前のほうが、
自分には落ち着きますし、身の丈に合う気がします。
撮影地 : 東京都 有楽町
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#1485 水上のサンタクロース
芝生に腰を下ろして、ぼんやりと川面を眺めていると、
スタンドアップパドルボードが、のんびりと水面を漕いで来ました。
サンタクロースという以外、どこのどなたかまるで存じ上げませんが、
こちらに向かい手を振るので、負けてはならじと振り返してみました。
ミッキーマウスは、ディズニーランドに1匹しかいないそうですが、
サンタさんは、ここだけで5人もいます。
目の前を通り過ぎると、あちらこちらに愛想よく挨拶をしながら、
橋をくぐり抜けて、いずこかへと消えました。
撮影地 : 神奈川県 桜木町
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#1486 穏やかなクリスマス
昨年のクリスマスは、自粛ムードで一杯でしたが、
それを取り返すかのような美しいツリーやイルミネーションを、あちらこちらで見かけます。
繁華街の人出は、徐々に増えているようですが、
コロナウイルスの新たな変異株により、感染も再び拡がり始めています。
人と人との距離が近くなると、それだけでもリスクになるので、
ある程度は、仕方がないのかもしれません。
これからまたどのようになるのか、よく見通せないのは残念ですが、
少なくとも年末と年始は、1年前よりは穏やかに過ごせそうな気がします。
撮影地 : 東京都 銀座一丁目
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#1487 迷子のサンタさん
横浜美術館では、大規模な改修が行われています。
リニューアルオープンは再来年を予定しているそうなので、かなり長期の休館中です。
横浜博覧会のパビリオンとして、30年ほど前に建てられたもので、
それほど古くはありませんが、そろそろ手入れが必要な時期なのかもしれません。
正面には現在、鯨と海亀をモチーフにしたモザイクアートが展示をされています。
海洋汚染で問題化している海洋プラスチックを素材として、工事用のフェンスに制作をしたものです。
その壁画の前で、ちいさなサンタさんが右往左往していました。
フィンランドの位置がわからなくなり、迷子なのかもしれません。
撮影地 : 神奈川県 みなとみらい
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#1488 来年からは
この3年ほどは、怒濤のような忙しさで、
生きているうちで、最も緊張感のある時間を過ごした気がします。
いまは真逆の、ゆるりゆるりとした毎日です。
来年の話をすると、鬼が吹き出すというものの、
とりたててやることがないので、コロナウイルスの状況を確認しながら、
水戸黄門やフーテンの寅さんのように、のんびりと旅をしたいと考えています。
人生も同じですが、最終的にどこにいるのかだけではなくて、
その途中の経過が、より重要ではないかとも思うのです。
撮影地 : 神奈川県 長谷
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#1489 ひかりゆか
夜の東京国際フォーラムは、地面からの灯りが綺麗です。
光床というもので、ヒカリユカとかヒカリドコと呼ばれています。
この場所でモデルさんの撮影をしているのを、たまに見かけますが、
真下からのライティングになるので、難しいシチュエーションかもしれません。
紅白歌合戦は、いつもNHKホールで開催されていましたが、
耐震工事中で使えないために、今回はここで行われます。
いままでは父と母がいたので、BGMのように聴いていたものの、
今年はテレビを消して、静かな年越しになりそうです。
撮影地 : 東京都 有楽町
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#1490 ようやく早くも大晦日
ようやくというか早くもというか、大晦日です。
相変わらず落ち着かない世の中で、我が家も大変な1年でした。
一昨年は6人、去年は3人で聞いた除夜の鐘も、
ついに、ひとりで耳を澄ますことになりますが、
前向きに捉えるとするのならば、それはそれで新鮮なのかもしれません。
コロナウイルスの第6波の状況を見ながら、心機一転で旅を始めたいと思います。
前世が河童か半魚人なのか、水のある場所が好きなので、
ご無沙汰をしていた少し遠くの海にも、足を延ばしてみるつもりです。
撮影地 : 東京都 豊洲
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