なまらなんくるないさ



■■■ 2013.7.28 ■■■
#021 これが熱中症

外出から帰ると、なんだか体調が変です。
頭痛と寒気がして、そのうちに吐き気までして、
見事なまでの三重苦で、熱中症ではないかと思われます。
若い頃は、このようなことはありませんでした。

頭痛と寒気と吐き気のうち、とれが一番つらいかを、
震えながら、布団の中で考えてみました。
頭痛はなんとかやりすごせますし、寒気も我慢ができます。
しかし、吐き気は口から噴出する懸念があるのでいけません。
だからどうなのだ、ということなのですが。


撮影地 : 沖縄県 新原
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■■■ 2013.8.3 ■■■
#022 裏に突入

また、8月になりました。
我が誕生日があり、これで51回目となります。
100年生きるわけではありませんが、完全に裏に突入をする感じです。
昨年も、それまでの半世紀を腕組みをしながら反省をしましたが、
今年はさらに二重三重に腕組みをして、来し方行く末を考えることになります。

人生は長いつもりでいましたが、過ぎるのは早いものです。
ピヨピヨと小鳥のように話していた甥も、気がつけば象のように野太い声になりました。
それだけの月日が流れているのですから、自分が齢をとるのも当たり前です。
これからの時間は、有効に使わないといけません。


撮影地 : 東京都 町田
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■■■ 2013.8.7 ■■■
#023 国籍不明

海外に行くと、たびたび外国人に間違えられます。
中国人や韓国人だと思われるのは、同じアジア系でわからないでもないのですが、
シンガポールの路上で、あなたはロシア人かと聞かれた時には驚きました。
それも、いかにもロシア人らしき人にです。

どう見ても違うだろうと思うのですが、ロシアも東西に広い国ですから、
このような顔の人もひとりくらい、どこかに住んでいても不思議ではないのだと思います。
自分が外国人に似ているなんて、いままで考えたこともないのですが、
無理やり探すとすると、太い眉毛が日本人離れをしているのかもしれません。
ロシアの男性が全員、眉毛が太いのかどうかは知りませんが。


 撮影地 : 千葉県 成田
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■■■ 2013.8.31 ■■■
#024 灼熱のフェス

昼から夜までの、野外ライブに行きました。
折りしも、観測史上最高というとんでもない暑さです。

トップバッターのアーチストが終わる頃には、早くも厳しい状況になり、
観ているのが辛いため、木陰に避難をしました。
寝転んでビールを飲みながら、遠くから聴こえてくる音楽に耳を傾けます。
これではいかんと会場に戻りましたが、30分もしてまた退散です。
太陽が沈んでから、ようやく再入場をします。
夜になると現れるなんて、まるでコウモリか蛾です。
ステージから、ラブソングの王様の歌声が流れていました。


撮影地 : 東京都 新木場 
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■■■ 2013.8.14 ■■■
#025 写真はありがたい

暑さのせいか、体調がいまひとつよくありません。
頭痛がして、お腹が痛くなり、
鼻が詰まり、咳が出たり。
しかし、カメラを手にして外に出ると、
具合いが悪いことなど、すべて忘れてしまいます。
写真はありがたいと、つくづく思うのです。

有楽町の交差点のところに、街角水族館ができました。
泳いでいる姿は涼しげで、この時ばかりは魚のことを羨ましく感じます。
マグロとして生まれて、寿司屋のオヤジに握られるのは嫌ですが。


撮影地 : 東京都 有楽町 
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■■■ 2013.8.17 ■■■
#026 3つのお願い

近所を散歩して、神社やお寺の中を通る時には、
必ずお参りをして、手を合わせるようにしています。
旅に出ていても、同じです。

お願いごとは、いつでもどこでも3つです。
家族の健康と、愛する人の幸せ、
そして、よい写真が撮れますように。
それに加えて、写真を撮らさせていただくお礼も忘れません。

10円でたくさん言われてもと、神様や仏様に思われているかもしれません。


撮影地 : 北海道 札幌 
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■■■ 2013.8.20 ■■■
#027 背中のスナップ

スナップは正面から撮るべきだ、と言われることがあります。
被写体と対峙しないといけない、という意味かもしれません。
しかし、写されるのが嫌いな人はいますし、
最近は、肖像権の問題も避けては通れません。
見ず知らずの人にレンズを向けるには、それなりの緊張も伴います。

自分の人物スナップは、ほとんどが後ろから撮影をしたものです。
前で構えるのが難しいことも、正直なところあるものの、
表情が見えないほうが、写真が普遍化をするような感じがします。
背中のほうが、イメージが膨らむ気がするのです。


撮影地 : 千葉県 館山 
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■■■ 2013.8.22 ■■■

#028 スイカ水


夏になると、何を飲むかで迷います。
近くのコンビニで、ペットボトルのスイカ水を販売していて、
これが気に入り、よく飲んでいたのですが、
世間一般では不人気なのか、見かけなくなりました。

スイカの食べ残した水を集めました、という感じなので、
なんとなく汚らしいとか、お金を払うに値しないと思われたのかもしれません。
季節限定商品のようなので、次の夏まで飲めないとすると残念です。
今年、すでに店頭から消えているところからして、
来年もまた生産してくれるのかどうか、怪しいものです。



撮影地 : 沖縄県 胡座 
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■■■ 2013.8.25 ■■■
#029 ひとりだけでは

旅と撮影が、ほとんど一体化をしているので、
撮影機材を持たずに出かけることは、まずありません。
カメラを忘れるのは、服を着ないでハダカなのと同じです。

相棒がいなくて、自分ひとりだけならば、
もう少し先まで行こう、という気にならないかもしれません。
カメラが一緒だからこそ見ることができる景色が、そこにあります。
そもそも写真がこの世になければ、旅をしていないかもしれません。

これからも、日本全国あちらこちらに出かけるつもりです。


撮影地 : 北海道 祝津
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■■■ 2013.8.27 ■■■
#030 薬は飲んだか

毎朝、常用薬を飲んでいます。
しかし、薬の袋を手にしている間に、
飲んだのか飲んでいないのか、わからなくなる時があります。
寝ぼけていることもありますが、早くもボケ始めたのかもしれません。

毎日のことなので、無意識のうちに多く飲んでしまわないように、
いま薬を飲んだからなと、もうひとりの自分に言うことで、
きちんと意識をして、確認をするようにしています。

おかしな人だと思われないように、もちろん心の中で呟くのです。


撮影地 : 千葉県 成田 
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