■■■ 2023.3.12■■■
#1711 季節外れ
まだ3月だというのに、5月並みの陽気が続いています。
あまりの暖かさに、植物たちも驚いているかもしれません。
可愛いツクシも、慌てて顔を出しました。

この日の最高気温は、なんと24℃です。
夕方のこともあるので、ジャケットを肩に掛けて出かけたものの、
日中は暑くて、ひさしぶりに汗ばんでしまいました。

これからもひと月ほどは、季節を先取りする感じになるらしいので、
いつもの年とは違う写真が、撮れそうな気がします。


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■■■ 2023.3.13■■■
#1712 微妙な緊張感
白い鷺が2羽、池の中にいます。
雄と雌かと思いきや、どうやら違うようで、
手前はチュウダイサギで、奥がダイサギでした。

お互いに、相手のことを意識している感じで、
少しずつ近づいて、微妙な緊張感が漂います。
友達ではないものの、さりとて仲が悪くはなさそうです。

さすがに距離が詰まり過ぎたのか、1羽が飛び立ちました。
どのようなコミュニケーションがされたのか、気になります。


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■■■ 2023.3.15■■■
#1713 百花繚乱
全国に先駆けて、東京で桜の開花宣言がありました。
3月14日というのは、これまでの最速タイ記録です。
我が家の近くのソメイヨシノも、蕾がかなり膨んでいます。

この半月ほどの、季節外れの暖かさで、
例年の順番とは関係がなく、植物たちが次々と咲き始めています。
まさに百花繚乱で、見ようによれば混沌とした状況です。

シデコブシとシナレンギョウが、競演をしていました。
もう完全に春、なのかもしれません。


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■■■ 2023.3.16■■■
#1714 臆病な鳥
枯れた葦原を、ただ写したわけではありません。
刈られたところに、見慣れない鳥が動いています。
このあたりでは初めてお目にかかる、クイナです。

ウズラの親玉みたいな、ずんぐりとした体型で、
保護色のために、地味な感じがしますが、
よくよく観察をすると、シックで美しいです。

とにかく臆病で、あまり人前に現れることはなくて、
少しの物音でも、すぐに茂みに逃げ込んでしまいます。


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■■■ 2023.3.18■■■
#1715 暖かさに誘われて
モンシロチョウやアゲハチョウも、羽化をして飛び始めました。
3月に雪が降ることもあり、まだ寒い日があるかもしれないので、
これほど早くて大丈夫なのかなと、やや心配になります。

越冬組の中では、どちらかというと起きるのが遅いルリタテハも、
この暖かさに、さすがに目を覚ましました。
太陽の光を一杯に浴びて、体を温めているようです。

中学生くらいの男の子が、もう捕虫網を手に歩いています。
蝶たちも、春に浮かれてばかりはいられません。


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■■■ 2023.3.20■■■
#1716 お気に入りの木
我が家の近くにある、お気に入りのコブシです。
かつて暮らしていた場所にも、素敵な木がありましたが、
いまは抜かれてしまい、もう見ることができません。

この花が散る頃に、モクレンが咲き始めていたはずが、
今年は季節外れの暖かさで、ほとんど同時になりました。
なんとなく、損をしたような気がします。

蕾の頃にヒヨドリが食べに来ていたので、心配をしていたものの、
綺麗な満開になり、ひと安心です。


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■■■ 2023.3.22■■■
#1717 本家エナガ
雲ひとつない青空で、最高気温が20℃を超えました。
セーターを着ないで出かけると、肩が軽く感じます。
このような気持ちのよい日には、たくさん写真が撮れるのかというと、
歩いていると眠たくなり、意外とそうでもないのです。

北海道のシマエナガは、もふもふの純白で大人気ですが、
こちらの本家エナガも、可愛さでは負けません。
追いかけなければ、向こうから近づいてくれることがあるものの、
一緒に行動をしているシジュウカラと比べても、さらに敏捷なので、
撮影をするのには、なかなか手こずります。


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■■■ 2023.3.24■■■
#1718 目は覚めましたが
ナンテンの木に、クビキリギスがいます。
棲み家であるイネ科の植物が、すべて刈り取られたために、
仕方がなく、ここに避難をしているのかもしれません。

冬眠から目が覚めたものの、まだ活発に動けない感じで、
触れるぎりぎりまで近づいても、微妙に体をずらして逃げるだけです。
あまり怖がらせないように、手早く撮影をしました。

何を写しているんですかと、通りがかりの人に声をかけられました。
遠くから見たのでは、たぶん気がつかないと思います。


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■■■ 2023.3.26■■■
#1719 桜とモデルさん
満開の桜を背景に、アオサギの撮影ができるのではないかと、
ベンチに腰を掛けていると、5分もしないうちに飛んで来てくれました。
右から左に歩いてくださいと、心の中でお願いをすると、
ポーズを取りながら、ゆるりゆるりと移動をしてくれます。
いつもモデルを努めてくれる、とてもよい子です。

この日の気温は24℃なのに対して、翌日は11℃までしか上がらず、
一転して冬のようになり、雨まで降りました。
サギたちの様子を見に行くと、みなさん枝の上で寝ています。
水面に落ちる雨粒で魚が見えにくいので、休漁のようです。


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■■■ 2023.3.28■■■
#1720 文鳥ではない
落葉を掻き分けながら、イカルが食べるものを探しています。
太くて大きな嘴が目立つ、文鳥の親玉みたいな鳥です。
基本的には群れで行動をするものの、この時は1羽だけでした。

奈良県にある斑鳩町の、地名の由来ともされていますが、
真偽のほどは、いまひとつ定かではありません。

フェンス越しなので、絞りは開放値を選び、
フードを外して、レンズの先端を金網に密着して写すことで、
格子模様のぼけが、できるだけ薄く綺麗に出るようにしました。


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