なまらなんくるないさ

#071 夢中の楽しさ


「この前、神戸さんが写真を撮っているところを見かけましたよ」
「なんだ、声をかけてくれればよかったのに」
「とてもじゃないですけど、そんな雰囲気ではなかったです」
「えっ、なんで?」
「しゃがみ込んで、郵便ポストの脚を夢中になって写していたから」
「・・・」

そうですよね、それは声をかけづらいですよね。
でも、撮っていると夢中になれるのが、写真の楽しいところです。


撮影地 : 東京都 原宿 
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