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#2271 そろそろ山へ
歩いていたら、足元を何かが通り過ぎました。
ネズミかと思いきや、スズメほどの大きさのアオジという小鳥です。
顔を見たら雌で、雄はややいかつい表情をしています。
寒さをしのぐために、冬になる前に平地に下りて、
茂みに隠れたりしながら、地面に落ちている種子などを食べます。
秋に来た頃は緊張をしていたようで、やや警戒心が強いものの、
いまはそこそこ人間にも慣れたのか、近づいてくれたりします。
残念なことには、もうそろそろ山へと帰らないといけません。

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#2272 縄張り
ソメイヨシノが咲く頃には、多くの鳥が繁殖期に入ります。
出会いを求めて、昨年から集団で生活をしていたカルガモたちも、
今年の伴侶を見つけて、いまは2羽で行動をすることが多くなりました。
それとともに激しくなるのが、縄張り争いです。
自分たちが確保をしたテリトリーに、別のつがいが現れると、
先住者は取られてはならじと、追い出しにかかります。
巣作りに向いている場所はさほどないので、お互いに必死ですが、
今回は新しく来たほうがすぐに逃げ出して、事なきを得ました。

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#2273 褐色から青へ
暖かい日が続いて、ホソミイトトンボが目を覚ましました。
起きたばかりで、まだ体力が十分ではないのか、
陽当たりがよいクマザサの上で、のんびりと休んでいます。
冬眠に入る前の体色は、枯れた草木に溶け込むような褐色ですが、
春を迎えると、鮮やかな青に変わります。
大きさは3センチくらいで、イトトンボでも小型のほうかもしれません。
ピントが全身に合うアングルを、慎重に探して写しますが、
細い針金みたいなので、そこそこ大変です。

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#2274 馬酔木
漢字で馬酔木と書いて、アセビと読みます。
葉や茎に毒があり、馬が食べるとふらふらするのが由来だそうで、
もともとは、脚がしびれるからアシビと呼ばれていたものが、
アシは悪しに通じるので、現在の名称に落ち着いたらしいです。
同じツツジ科のドウダンツツジと、白い壺型の花は似ていますが、
こちらは連なりながら垂れるので、見た目の判別は容易です。
ひとつの房に咲く数は、それぞれに違いがあるので、
長さや形と背景のバランス、そして光の向きを選んで写しました。

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#2275 はるになれば
桜の花が咲いて、池の水も徐々に温んできました。
しがこがとけて夜が明けたと思い、冬眠から目覚めたドジョウは、
アオサギに狙われて、次々に食べられています。
童謡の世界とは違い、現実は厳しいです。
数年前に実施されたかいぼりで、外来魚は一時は駆除されましたが、
生命力が強いのか、最近は再び増えてきたようです。
公園の管理をする人には、残念なことかもしれませんが、
サギたちからすれば、国産か輸入品かは関係がなくて、
どのような魚でもよいので、たくさんいるほうが嬉しいのだと思います。

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#2276 春の色
ソメイヨシノと、タイミングを合わせるかのように、
いろいろな花が、あちらこちらで咲き始めました。
一斉にではなくて、少し時期をずらしてくれたらと思いますが、
それぞれに事情があるはずなので、仕方がありません。
♯2266ではぼけていたトサミズキを、きちんと写してみました。
レモンイエローが春らしくて、満開になると見応えがあります。
植物の競争が激しい季節に、黄色い花が多い理由は、
虫の目に留まりやすい色だからという説が、信憑性が高そうです。

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#2277 汚れた水が好き
マコモの葉に、サホコカゲロウがいました。
頼みもしないのに、たまに我が家に飛んで来たりします。
カゲロウというと、渓流などの水が綺麗なところにいるイメージですが、
この種類はやや汚れた場所を好むため、都会でも見かけます。
羽化をして間もないのか、色がまだ浅いです。
体長は5ミリ少々しかないので、ピントを慎重に合わせなければならず、
長く息を止めていたら、頭がくらくらしました。
マクロ撮影は、通常の数倍は疲れる感じがします。

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#2278 早くも夏日
ソメイヨシノは、ほぼ葉桜になりましたが、
池に漂う花びらで、まだ余韻を愉しめます。
水面に浮くモヤモヤは、たぶん散り落ちたシダレヤナギの花ですが、
咲いたことに気がついた人は、ほとんどいないかもしれません。
この夏は、再び記録的な猛暑が予想されていて、
40℃を超える酷暑日という言葉が、流行語になるかもしれません。
生まれながらにして、自分は暑さに強いとはいえども、
ライオンやシマウマではないので、やはり限度というものはあります。

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#2279 げに恐ろしき
基本的に植物食のオオバンは、動物食もする雑食性ですが、
潜水が不得手で、泳いでいる魚を獲れないため、
相手が浮いた状態、つまりは死んでいれば食べられます。
水面を漂うのは50センチほどのソウギョで、すでにご臨終です。
元来この池にはいない外来魚で、誰かが持ち込んだのだと思います。
マグロでは希少とされる眼肉を、ひたすら狙い続けています。
栄養がある部位だということを、よく理解をしているのかもしれません。
何かに取り憑かれたように目玉を突きまくるさまは、ほぼホラーです。

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#2280 ボリュームのある桜
八重咲きの桜、カンザンが見頃を迎えました。
花は大きくて色が濃く、満開の期間が長いため、
ソメイヨシノの儚さとは対照的な、迫力のある美しさがあります。
このボリューム感と派手さが、海外では人気なのか、
アメリカのメジャーリーグ、ワシントン ナショナルズの本拠地、
ナショナルズ パークにも、14本が植えられているそうです。
やや重たい感じもするので、好き嫌いはあるかと思いますが、
散歩をする人の多くが、見上げては撮影をしていました。

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