なまらなんくるないさ

#095 ノスタルジア


とある冬晴れの日、丹野清志さんの写真展を観てきました。
30~40年前の東京を写したプリントは、とても懐かしい風景です。
ホットドッグを売る車は、国立競技場の近くでよく見かけました。
都庁が建つ前の新宿は、学生の頃の記憶と重なります。
年とともに熟成されて味わいが出るのが、写真の面白さのひとつです。

ギャラリーの近くにある横丁は、高校への通り道でした。
当時とは雰囲気が変わりましたが、30年も経てば当たり前かもしれません。
その間、僕は無駄に年を重ねてきたような気がします。


撮影地 : 東京都 代々木 
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