-
#2111 ややスパルタですが
カイツブリが、ちいさなオオクチバスを子供に与えますが、
それでも大きすぎて、吐き出してしまいました。
他の4羽の雛たちも、やはり誰も食べられません。
親鳥がしつこく、繰り返し口元に運んであげているうちに、
少しずつ魚の形が崩れて、ぼろぼろになり、
3巡目くらいで、ようやく1羽の喉を通りました。
時代に逆行をする、スパルタな給餌ですが、
自然で生きるには、無理にでも呑み込む必要があるのかもしれません。

写真をクリックすると拡大します
-
#2112 ハナではないショウブ
このあたりの水辺で、ショウブをよく見かけます。
子供の頃の端午の節句に、菖蒲湯でお世話になりました。
かつては、サトイモ科に分類をされていたものが、
いまは独立をして一国一城の主、ショウブ科です。
黄色い部分は花穂で、まわりに無数のちいさな花がついています。
大きく青く咲くと、勘違いをしている人もいますが、
それはアヤメ科のハナショウブという、まるで別の植物です。
育つ場所や葉の形が同じなので、間違いやすいのかもしれません。

写真をクリックすると拡大します
> トップページ > バックナンバー > 前ページ
copyright© 2013-2025 Shimpei Godo all rights reserved