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#2031 さすがに無理があるかも
ポチみたいに、いつもお決まりのコースを散歩していますが、
とりわけ気持ちがよいのは、いまの季節かもしれません。
落葉の絨毯の上を歩くと、カサカサと秋を感じる音がするのです。
このところ湿度が低くて、空気が澄んでいるため、
抜けるような青空で、雲がひとつもない快晴です。
メタセコイアやラクウショウの褐葉が、水鏡に美しく映ります。
ここの写真を年賀状にすれば、今年はカナダに出かけたことにできると、
近くにいたカップルが、熱心に撮影をしていました。

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#2032 黒木間蝶
11月下旬のある日、いつものように散歩をしていると、
コンクリートの縁石に、クロコノマチョウの幼虫がいました。
成虫で越冬をするので、まだイモムシの状態では遅い気がします。
あたりに食草が見当たらないので、なぜそこにいたのか不思議です。
もう寒いので、我が家にご案内をすることにします。
暖かな部屋に入ると元気に動き回り、3日目に蛹になりました。
半月後には無事に蝶になり、以前にいた場所へと連れて帰りました。
木々の中で身を隠すには最高の色ですが、写真にすると超地味です。

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#2033 ようやく平年並みに
前日までの最低気温は、3℃くらいで推移をしていたのに、
この日は、いきなり0℃にまで下がりました。
冬なのは確かですが、もう少し緩やかにお願いできればと思います。
今年は12月でも、まだ公園に蚊がいましたが、
ここまで寒くなると、さすがに刺される心配はなさそうです。
これからは、紅葉も怠けてはいられません。
遅れを取り戻すために、ピッチを上げて色づいてくるはずです。
ミズキの木の周囲も、かなり鮮やかになりました。

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#2034 アオサギと夜遊び
いまの時期は、日没の時刻が早いので、
のんびり散歩をしていると、たちまち夕暮れになります。
お月さまを眺めていたら、アオサギが飛んで来ました。
仲間だと思われているのか、最近はよく遊んでくれます。
ありがたいものの、少々複雑な心境です。
あたりの雰囲気も写し込むために、超広角ズームで撮ります。
暗い状況ですが、たまに通り過ぎる車の助けを借りて、
ヘッドライトで照らされた瞬間に、シャッターを切りました。

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#2035 早くも氷点下
今シーズン初めて、気温が氷点下を記録しました。
昨年に比べると、10日ほど早いのではないかと思います。
温暖化による夏の酷暑を、なんとか我慢をして乗り越えたのに、
今度は冬が極寒というのは、なんだか納得ができません。
生まれ変われるのならば、冬眠をする生き物になりたいです。
ムラサキシキブに、たくさんの実がつきましたが、
いまはまだ、たまにヒヨドリが訪れる程度です。
年が明けて萎びてくると、メジロなどの小鳥たちも来ますが、
あまり美味しくないのか、喜んで食べている感じはしません。

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#2036 いきなり冬へ
12月上旬まで、暖かい日が続いていたというのに、
こちらになんの断りもなく、いきなり冬に突入をしました。
この数日の寒さの勢いを借りて、帳尻を合わせるかのように、
イロハモミジの紅葉は、一気に進んでいるようですが、
まだ青々としたままで、赤くなる気があるのか疑わしい木もあります。
ボケを積極的に使うことは、普段はあまりしないのですが、
300mmの望遠レンズで、絞りを開放にして、
背景の枝垂れる葉を、天の川のようにぼかしました。

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#2037 理由があるはず
ムラサキシキブは美味しくないと、♯2035で書きましたが、
この数日で一気に食べられて、もうほとんどありません。
かなり遅くまで残されている年もあるものの、今シーズンは大人気です。
柿の売れ行きは、今年はいまひとつです。
まずはヒヨドリが実に穴を開けて、小鳥がそこからついばんでいたのが、
誰も飛んで来ないので、多くがそのまま残されています。
鳥たちからすれば、理由があるに違いありません。
自然の営みは、わからないことだらけです。

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#2038 このまま真冬へ
日本が原産地のひとつで、近似種であるゴマダラチョウは、
秋のうちに立派なイモムシになり、暖かな落葉の下で越冬しますが、
外来種のアカボシゴマダラは、まだ冬を過ごし方がわからないようです。
こちらの3センチもない幼虫は、ふた月ほどほとんど動けていません。
とりあえずの寒さ対策なのか、角のような突起が短く縮んで、
ここでそのまま、真冬に突入をするつもりのようです。
おまけにこのエノキは30センチもなくて、葉をほぼ食べ尽くしました。
親もよく考えて、もう少し大きな木に卵を産めばよいのにと思います。

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#2039 ヒヨドリジョウゴといいますが
ヒヨドリジョウゴが、赤く色づきました。
名前からすると、いかにもヒヨドリが好きそうですが、
実際に口にしているのを、見たことがありません。
つる性の植物で、ほとんどフニャフニャなので、
鳥が食べに来たくても、止まれるところがないのだと思います。
実の重なりやバランスを考えながら、慎重にアングルを決めて、
背景を地面に抜いて、シンプルにします。
ピントのずれや、被写体ぶれに気をつけて、
風が穏やかになるのを待ち、シャッターを切りました。

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#2040 さらに少なくて
越冬のために、近所の池を訪れる水鳥は、
最近は減少傾向ですが、とりわけ今年は少ないようです。
写真を撮ることを考えると、やや寂しい気がします。
カラスが煩いとか、食べ物をくれる人がほとんどいないなど、
いろいろと理由はあるので、仕方がありません。
年間を通じて、このあたりで暮らすカルガモからすれば、
静かなので、ありがたいかもしれません。
カップルらしき2羽が、のんびりと移動をしていました。

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